将棋先生の「盤上・盤外」この一手

湯の町別府の将棋教室から考察した社会をつづります

映画館と鑑賞者。互いを尊重するって行為は。

泣き虫しょったんの奇跡を観に行ったってことは書きました。

中身については、すごく感動した。良い映画だと思います。

僕の中では、最高。

einosuke47.hatenablog.com

けどですね、今回は、ちと別のことを・・。

レンタルDVD全盛の今、映画館はすっごく久しぶりだったんですが、いやはや、ちょっと。

 

ズバリ書きますとね。辟易って感じなんです。

というのもですね。

本編が始まるまで、延々と見たくもない映画の予告が続いたんです。だから上映開始時刻には、まったく『しょったん』が始まらない。

僕は、期待していっているわけです。なのに、これでもかってばかりの予告ざんまい。

 

テレビならわかるんですよ。

一応、無料っぽいですからね。CMだって範囲です。

けど、映画館って、そうじゃないでしょう。

足を運び、切符を買い、時刻を守って、僕らは入場する。

 

いや、予告編でお得って感じる人もいるでしょ。

それは、わかります。

でも、僕は、これはダメだと思うんですね。

なぜかっていうと、少なくとも僕は鑑賞者なわけです。

意識の中では、そうなんです。

観たい、感じたい、と思ってそこにいる。

でも、映画館側(っていうかなあ)は、観客を消費者として、捉えてるんじゃないですか?

それが、露骨に出てる。

鑑賞者は、映画に敬意を払っています。映画館に行くという行為は、その表れでしょう。

テレビ視聴とは、かなり差がある。

一方、映画館側は、鑑賞者に対して、もし、敬意があるのなら、ですよ。

あるのなら、せめて、時刻どおりに始めて、終了後に予告編ってのは、だめですか?

 

なんか、それが、お互いを尊重するって気がするんですが。