将棋先生の「盤上・盤外」この一手

湯の町別府の将棋教室から考察した社会をつづります

『外田警部TGVに乗る』を読んだんです

以前に紹介した『外田警部』(愛棋家必読ミステリー『外田警部、カシオペアに乗る』 [将棋] All About)、続編を読んだんです。

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将棋シーンは減ってはいますよ。けれど、テイストはしっかり味わえます。

今回は、フランスが舞台。しかも、大使館が関係している事件。さてさて、外田警部の活躍やいかに。なんですが、フランスの国民性までしっかり書いてあるんです。もちろん、それが、現実と合致しているのかどうかは不明ですよ。けれど、著者の運びとして、きちんとそのプロセスを踏んでいる。だから、フランスなぞ、『おそ松くん』のイヤミのでしか知らぬ(いや、他にも知っていることは知っていそうですが、やっぱ、イヤミでしょ)ミーごときも、楽しめる作りざんす。

うまいなあ、古野まほろ。唸らせる作品でした。

また、別のも読んでみるざんす。

下の画像はイヤミを知らない人のために参考ざんす。

 

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