将棋先生の「盤上・盤外」この一手

湯の町別府の将棋教室から考察した社会をつづります

落合信彦さんの『ケンカ国家論』を読んだんです

落合信彦さんの『ケンカ国家論』を読んだんですよ。

このタイトル、おそらくは天下国家論をもじってのことでしょうが、何とも物騒な名前だとは思います。

でも、僕は、この人の本は好きでしてね。ケネディ暗殺に裏側があったかも、なんて、当時子どもだった僕は思いもしなかったんですが、落合さんの『2039年の真実』って本を読んで興味を持ったんです。ありゃ、あと24年か。僕、79歳だなあ。

落合さんは、他の著書でも書いているんですが、とにかく日本は諜報機関を持てと。しっかりした情報収集こそ武器なんだと。急がないと手遅れになっちゃうぞと。それがケンカに勝つ国家だぞと。

それは、国家だけでなく、個人も同じだぞ。そう訴えてくるんです。国家論でありながら、啓発論でもあるんですね。これも、落合さんの特色です。

落合さんは若かりし頃、あのケネディ大統領の弟さんだったロバートさんの選挙を手伝ってるんですね。そこで、落合さん自身が啓発されてるんです。そんな話も出てきます。

かなり、その視線は厳しく、オバマ大統領なんてやり玉ですね。

そんな落合さんに同意するかしないかは、とにかく読んでみてからでしょう。

2013年3月11日初版です。

 

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