輪島大士の逆ベクトル
輪島が亡くなりました。
マスコミは「横綱まで上り詰めながら、引退後はプロレスラーになるという破天荒な力士人生」と振り返っています。
で、僕の意見。
見た目は、たしかにそうですが、残念。
本質的には間違いです。逆なんです。
輪島はもともとプロレスラーだったんです。プロレスラーが相撲をやったら横綱に成っちゃったんです。
プロレスラーというのは、職業ではないんです。人生におけるイデオロギーなんですね。だから、あらゆるジャンルにプロレスラーはいるんです。政治家にだって、教師にだって、起業家だって、主婦や主夫、学生にだって。
ちなみに僕は歴史上最強のプロレスラーはガンジーだと思います。あの非暴力のガンジー。
常人では思いもつかぬ、突拍子のない夢、唖然とする行動、ひっくりかえるような言動、そんなものを自然と身につけ平然と行う哲学性。
これぞ、プロレスラー。
輪島はプロレスラーの一形態として、一時期、相撲をやった。
僕は、そう思います。
僕の好きな「泣き虫」
僕の好きな「泣き虫」
— 大分県子ども将棋ネット(OKSN)有田英樹 (@einosuke47) October 25, 2018
しょったん、愛ちゃん、高田延彦#瀬川晶司#福原愛#高田延彦 pic.twitter.com/LfrAsg1B7Z
ジュリーは成り駒である
ジュリーは成り駒だ。それも飛車が成った「竜王」だ。
スーパーパワーを身につけた暴れん坊だ。
半世紀前、男のくせに髪を伸ばし、化粧をし、ゆえにNHKからは嫌われ、世の親たちから「不良」のレッテルを貼られ、攻められまくってきた。攻められ続けて、いっそう、飛車のごとく暴れまくった。そして、信長が舞った「人生50年」を経て、今や、みずから勝手にしやがる成り駒・竜王となったのだ。
だからこそ。
だからこそ、皆は、もう一度攻めねばならない。ここで言う皆は世間を代表した顔をしているマスコミだけどね。
擁護してはいけない。竜王を封じ込めろ。
ドタキャンなんて絶対ダメ。ファンをバカにしてる。アーチスト失格!芸能界追放!NHKは出さない!
それでも勝手にしやがるのが竜王なのだ。
だから、ジュリーだ。
芸能レポーターに言いたいっ。攻めてくれ。
もうひとつ、「沢田さん」じゃないぞ、「ジュリー」だ!