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将棋先生の「盤上・盤外」この一手

湯の町別府の将棋教室から考察した社会をつづります

『巨人軍の巨人 馬場正平』を読んだんです

少し前、『1964年のジャイアント馬場』について書いたんですが。

今回は『巨人軍の巨人 馬場正平』です。

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『1964年…』は、一言で言えば、「おまえらアスリートとしての馬場のすごさを知ってるのか」って投げかけてくるんですよ。たしかに、晩年の馬場は動きものろかったよな。けどな、元々あの巨人軍の選手なんだぞ。すごいんだ。プロレスラーに転向してから、アメリカで大活躍なんだぞ。著名度や稼ぎなんて、今のイチローなんか問題にならねえんだぞ。

 

『巨人軍の巨人…』は、極端に言えば、逆。

馬場は野球人としてはたいしたことないんだよね。野球人・馬場の活躍は2軍でのもの。当時の2軍は、現在のプロ野球と違って、もともとたいしたことがなかった。資料もちゃんと用意して、そう語りかけてくるんです。むしろ、止まらぬ成長に悩む人間・馬場正平の苦悩を描いています。

 

両者の違いは明らかですが、『巨人軍の巨人…』はプロレスラーとしての馬場については『1964年…』を読んでくれって書いてある。

 

僕は、どちらがどうとも言えません。でも、馬場は大好き。その馬場について、いろんなことを知ることができた。それで十分ですし、そしてですよ。

そして、『巨人軍の巨人』の表紙をもう一度見てください。

この足の上がりっぷり。

これ、星飛雄馬じゃんか。

やっぱり、すごそう。

 

巨人軍の巨人 馬場正平

巨人軍の巨人 馬場正平